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なぜピラティスがいいのか?ピラティスインストラクターのちょっとマニアックな話

最近日本でもピラティスブーム来てますね!!!

私がピラティスの資格を取ったのがかれこれ10年前。

あの頃は、ピラティスのインストラクターなんです、と言っても、ティラピス?セラピス?なんて言われて、みんな頭の上に❔が浮かんでいるような感じでした。

それから少しすると、あぁあのヨガみたいなやつ?と言われるようになりました。

私的にはヨガとは違うけど…でもまぁヨガや太極拳も元になっていると言われているから、似ていなくもないはず。

私の体感的にはこの1年くらいでバババーーと広まって、一気に流行している感じ。

この1年でピラティススタジオもかなーり増えたと思います。

と、いうのも私がピラティスのことばかり調べたり見たりしているので、インスタの広告もピラティスばかりでてくるんです。笑

new studio open!!という広告を何度見たことか!!

ピラティスって…人の名前って知っていました?

そもそも、ピラティスって、人の名前だって知っていました??

ジョセフ・ピラティスさんが考案した「コントロロジー」と言われていたエクササイズなんですよ。

身体と、精神をコントロールするメソッド。コントロールしながら体を使うエクササイズ。

伝わりますか??

ただやみくもに動くのではダメなんですね~。

そして、コントロールしながら体を動かすって結構頭も使うんですよね。

特に最初が大変だと感じるかもしれません。

なぜなら、慣れないことをする時ってなんだか体も頭も疲れるじゃないですか。

でもだんだん繰り返していくと慣れてきたり、学習したりして最初ほど大変ではなくなりますよね。

ピラティスも最初は初めての種目や動きばかりなうえ、コントロール?はい?な状態からスタートするので、初めての日が一番大変なのではないかなぁと思います。

マッサージのようにはい、お願いしまーすとマットに横になれば、良い体を手に入れられたらいいんですけどね…

そうもいかないのがピラティス。

なので、ピラティスはインストラクターとお客様の二人三脚だと思っています。

いかにわかりやすいワードを使って誘導するか、リズムは適切か、時には体に触れて修正、誘導をする。

なので、ピラティスは例えとか結構多いんですよね。

「背骨がチョコレートのようにマットにとろけていくイメージで」とか、「おへその下に氷があると思って」とか、イメージキューもインストラクターそれぞれのオリジナルもあったりしてなかなか面白いです。

今読んで下さっているあなた、「小さいサイズのジーパンのチャックを閉める時のお腹をお願いします」

どうですか?少しお腹凹ませました??

セッションの時間、そのお腹でいてほしいんですよね。

立ち仕事の方はそのお腹で過ごせると、お腹にしっかり力が入っている状態なので、腰痛など起こりにくいですよ!

ピラティスって、エクササイズ、運動ですが、最終的には日常で、無意識で使える体になるのが魅力というか、特徴だと思っています。

すると、特に運動をされる方、踊る方、歌う方、は、自分で意識というスイッチをいれることで体全部がきちんと機能するようになって、良いパフォーマンスが出来るようになります。

最初は意識的に復習したり、意識的に気を付ける人もいるでしょう。

でも、ピラティスの効果は、無意識の中で使えるようになることだと思います。

例えば私はバレエのレッスンの前にピラティスをします

意識的とか、無意識とか、よくわからないですよね。

例えば、私はバレエレッスンの前にピラティスの種目数種類を必ずするようにしています。

すると、体にスイッチが入って、無意識でもきちんと筋肉が使えるので、パフォーマンスがあがります。

ちょっと分かってもらえましたか?

まだわからない?

ピラティスをしてからの方が、

  • 股関節が開きやすい
  • 背中を後ろに反りやすい
  • バランスが取れる
  • つま先が伸ばしやすい

今、パッと思いつくだけでもこれだけの効果を感じています。

これを読んだら、バレエをやっている人は特に、何かパフォーマンスを上げたい人はすぐにでもピラティス始めたくなりますね。

しかもすごいのが、特にこの筋肉を~こうして~など、意識をしてレッスンをしているわけではないということです。

きちんと使うべき筋肉にスイッチが入っているイメージです。

バレエでなくても、私がお客様とよくやるのが、セッションの最初と最後で同じことをしてみるのです。

グループレッスンだったら、最初に両足のかかとを上げて、つま先立ちでバランスを取ってみます。

それから一通り動いて、セッションの最後に再度つま先立ちをしてもらうと…

あら不思議、最初はぐらぐらふらふらだった皆さんがぴたっと止まれるようになるのです!!

いわゆる«良い姿勢»になったということです。

足の上に脚があり、骨盤が乗っかり、背骨があり、肋骨があり、頭が乗っている状態。

そりゃ、パフォーマーにとってはパフォーマンス上がりますよね~。

え、でも待てよ、良い姿勢って、どの人にとっても大事じゃない?

ママだってパパだって、子供だって、立ち仕事の人だって、事務仕事の人だって、みんな歩いて立って生活してるんだもの、良い姿勢で過ごせるのって、快適じゃないですか??

姿勢が良いということは、正しく体が使えているわけだから、筋肉も使えるようになって、痩せ…る、とまでは言い切れないけど、痩せやすくはなりますよ。

何より、姿勢が悪い人より姿勢が良い人の方が魅力的ですよね。

セッションが終わって、つま先立ちでぴたっと止まれた良い姿勢の魔法は最初は更衣室に着くころには消えてしまう人がほとんどです。歩き出したらいつもの自分の姿勢になってしまい、服を取り出すころには首が前に出てしまうかもしれません。

最初はそんなもんです。

今まで生きてきた年月かけてその身体を作ってきたわけですからね~。

1時間で体を変えられたらそれこそ魔法です!!

でも、身体はとても頭がいいので、良いほうへ変わろうとします。

例えば、右足のアライメントを正してあげたり、動きを良くしてあげると、左足は何もしない状態でも、右足で学んだことをやろうとします。とても不思議ですが。

なので、定期的にピラティスをして、ピラティスを習慣化してほしいのです。

おばぁちゃん、おじいちゃんになってもピラティスをする習慣があったら絶対に身体にとっていいと思うんですよね~。

そうそう、ピラティスは何歳になっても出来ますよ。

それもおすすめポイント。ずーと続けられるお稽古。エクササイズ。

習慣化した人は、お休みするとなんだか気持ちが悪いんだとよくおっしゃいます。

ピラティスで大事なのは骨盤と背骨

骨盤の安定と、背骨の柔軟性がポイントになってきます。

背骨はとにかく色々な方向に動かしたいのと、骨すべてがひとつひとつ動かせるようになりたい!!

特に腰に近い背骨が固い人が多いこと多いこと!!

そしてそういった人の大体がデスクワークで、腰痛持ち。

背骨の柔らかさが見た目年齢だというくらい!

背骨は全部で24個の骨が積み重なっています。

上から、頸椎(7つ)、胸椎(12こ)、腰椎(5つ)。

今24個の骨、一つ一つ動かせそうですか?

お客様からよく聞く言葉は、「骨が…5個くらいしかありませーん😢」

いえ、絶対に24個あるんですよ!けど、それくらい最初背骨に感覚なんてないし、動かしにくいし、動かない…

だんだんと感覚が出てきて、コントロール出来るようになり、動かせる骨が増えてきます。

そして背骨を良く動かすためにもどこかを安定させておかないといけません!それが骨盤!

骨盤を安定させないと、からだ全体がぐらぐらしてしまい、背骨を動かしているのか、動いちゃってるのかわかりません。

そして骨盤を安定させるために必要なのが、骨盤周りの筋肉(いわゆる腹筋)、骨盤の中にある筋肉(骨盤底筋群)なのです。だからピラティスはお腹お腹、お腹を意識して~お腹を薄くして~というのです!!

薄いお腹で骨盤を安定させているのです!

だから、薄いお腹になりたければピラティスが持って来いなのです!!!

と、今日は少し熱く語りすぎました。

そしてちょっとマニアックすぎました???

体のこととなると、なかなか文章で伝えるのは難しいですね・・・

でもちょっとピラティスのこと、分かって頂けました??

インスタでも動画や写真でピラティスのことをもっとわかりやすくお伝えしたいのですが…

動画とかもっともっっっっっと伝えるのが難しくて…

苦戦しております。

でもぜひぜひインスタグラムの方もチェック、フォローして頂けると、嬉しいです!!

ピラティスのこと、育児のこと、旅行の写真・動画をあげています!!!

ピラティスのことになるとどうも書く手が止まらなくなりますなぁ…

また、マニアックなこと、書きますね。

お付き合いくださいな。